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第15回(7月22日掲載)

2019.07.22 13:00


<待望の資本金一億円と大阪営業所の開設>

 1989年(平成元年)に、ニッコンは2回目の増資で資本金81,250,000円となる。
更に翌年の1990年3月に、不動産事業とプール事業の2本柱で、待望の資本金一億円の企業となった。ニッコン社内で、このタイミングで持ち株会が発足し、ニッコングループの他部署の社員も参加した。

 ニッコングループのオーナーの強い多角化の事業欲が、ニッコンの事業領域拡大へ継がっていく。
一方、各自治体を顧客としたプール事業では、指名参加願いに添付する経審のポイント加算に、
資本金の大きさも大切な事項であり追い風となった。
 この年に、東京本社に次ぐ大きな市場である関西圏に大阪営業所を開設。ようやく、販売エリアも関西・中国・四国に広げる基盤ができた。販売・施工・アフターサービスを一貫して出来る拠点は、顧客サービスの観点からも大きな力となった。

 この営業所を立ち上げた初代所長は岸本 茂。現在、常務取締役として活躍している。
 “人が組織を作り、組織の力で事を成し遂げる。”


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